2019年10月6日 茨城県支部総会・懇親会を開催しました。

2019年10月6日、水戸京成ホテルで開催された「茨城県支部総会・懇親会&弘道館見学会・講演会」についての概要です。同志社大学副学長、同志社大学校友連携コーディネータ-、校友会副会長、更に埼玉県、神奈川県、千葉県、栃木県の各支部代表を来賓として、27名の総会となりました。総会はDVD「新島が同志社に託した夢」でスタートし、同志社VISION2025に向けた取組みや寄付状況が説明され、同志社プレゼンス向上のため大学と校友会が一帯となった募金活動の重要性が強調された。懇親会では4名の新参加者(1名の新卒者)が紹介され、和やかな交流が進められた。やはり最後はカレッジソングで心を一つに解散となった。今年度のイベントは、茨城県を代表する遺産“弘道館”の見学会と徳川斉昭が込めた建学精神を学ぶ会となった。2部構成で、弘道館の現地見学会と「弘道館の歴史と建学精神について」と題した講演会(講師:小圷のり子 氏(同志社大学文学部卒、弘道館事務所主任研究員)。徳川斉昭により1841年、藩校として水戸城内に創設された弘道館。徳川斉昭が同館に込めた建学の精神や随所に独特の工夫が施された教育施設としての遺産が紹介された。2011年震災からの復興を経て至善堂(シゼンドウ)等の国指定重要文化財を含めた日本遺産は“教育施設としての世界遺産登録”への取組が進められている。強調されたのは“仁、心の遺産”。更に1845年に生を受けた新島八重と同年に生まれ同時代を生きた官立幼稚園の保母第一号であり、女子高等教育の開拓・発展に貢献した“豊田芙雄(トヨダフユ)”の活躍もこの地であったことが紹介された。ヘレンケラーの日本訪問時、水戸駅で出迎えた時は93才という高齢であった。以上

(文責:事務局:上田安男)